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「不合理な格差」判決(昨日の最高裁)②

前回の続きです。

似た心理に昇格や降格があります。

ある時友人がひどい降格人事を受けて落ち込んでいました。なんで落ち込んでいるかを考えると、自分は実力(わかり易い言葉で表現します)があるのに何で降格

させられるのかという心境でしょうか!?典型的な、上がったときは自分の実力、下がったときは人のせい・・という心理状態ですね。(人によってはいよいよ来る

べき時が来たと納得して受け入れる方もします)

そもそも実力で昇格したの?もしそうだと思うなら今回も実力がなくなって降格させられたと理解しないとね。実力ばかりでなく、本人の努力している姿勢や生活態度、

その時の環境などで昇格したなら、今回も本人の実力以外の他の要素が大きく影響して降格したんだから君自身の価値が下がったことにはならないよね!って。

本人はスッと楽になったようでした(大幅にお給料が減らされ、自分の価値も否定されたと落ち込む気持ちは痛いほどわかります)。

昇格や降格をはじめいわゆる人事の問題は、相撲協会の上下関係に基づく各種事件や日大アメフトの監督等・選手との関係、レスリング協会のハラスメント問題等々

形を変え普通に起こっていることで、これからも無くなることはないのでしょうね、所詮人がやることですから・・・。私見ですが、騒がれている(いた)事件は

性悪説に立って人間としての心理を追求・想像すると本質が見えてくるのかもしれません。

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