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相談事例

荷が重すぎる相続手続き②

このところ、立て続けに相談が増えている予想していなかった被相続人(亡くなった人)からの相続について。

①父親が13人兄弟。最後に残っていた弟(配偶者ありで子供なし)が死亡。遺言書が無かったため、配偶者の相続割合は4分の3・他の兄弟姉妹全員で4分の1。被相続人の配偶者が高齢で何もできない為、父を代襲した今回の相談者である子が中心となって手続きをする羽目に。まず最初に戸籍の収集をしなければなりませんが、13人の兄弟姉妹分の他その代襲者の確認と代襲者の戸籍の収集、推定相続人の住所の確認、相続人間の分割協議など素人の方では想像を絶すると言っても大げさではないハードルの高い作業。アドバイス後、どうされているかは全くわかりませんが・・・・

②父親が7人兄弟で今回妹が死亡。生存者は音信不通の別の妹。今回亡くなった妹に適当な財産があるため、父の代襲者である今回の相談者がやはり手続きの中心となることに。

このように、両親に兄弟姉妹が多い場合、全く想像していなかったところから火の粉?が降ってきます。おじ・おばがどういう家族構成なのかくらい知っておきませんと危機管理ができず死後に慌ててしまうことになります。財産の中に現預金があれば、専門家にお金を支払ってお願いできますが、財産が不動産しかないなど手元のお金が無い方ですと困り果て放置してしまうケースも散見されます。

 

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