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処罰の公平性

テレビや新聞で報道される有名人等の処罰について、対象者の所属するジャンルは色々ですが、それぞれのジャンルで処罰内容を極力平準化できないものかと感じてきました。人が人を処罰する以上、手続きの法定(規定)や手続きの適正が要求されなければいけないと考えるのです。労務管理の分野では、常時10人以上の労働者を使用する場合は就業規則(会社のルールブック)を作成しなければなりません。私が社労士としてその作成に当たる際には、法律に決まっているから作るというより労働者とのトラブル回避したり、解決するための懲戒事由の作成が重要なのだと説明することがあります。労働者を処罰し一定のダメージを与える懲戒処分ですから、それがルールに則っていないと処罰される側はたまったものではありません、つまり何でも有りになってしまいます。広く芸能やスポーツ界などみていますと面白いですね。力のある人とそうでない人とで扱いは全然違います。それはそうでしょう・・・と言われるかもしれませんがそれも程度の問題で、あまりあからさまですと閉口します。某大物ミュージシャンが数年前に詐欺で有罪判決をもらいながら、数年後天皇陛下の外遊に随行し楽器を弾いていたのにはビックリしました。スポーツ選手が違法賭博問題で世間を騒がせましたが、一人は現在も永久追放状態です。スポーツ選手で追放や長い期間の出場停止は刑法犯で言えば実刑判決みたいなもので、そうではなく出場させながら(執行猶予付きの有罪判決にして)謝罪行脚をさせたり、ボランティアをさせるなんてことも処分内容にしてもいいのではないでしょうか?世論によって処罰の軽重に影響があるのがやはり気になります。処罰とは少し違いますが、スノボー選手がズボンをだらしなく履いて、オリンピックの試合前に気の毒なことになりました。対象者の仕事人としての命を奪いかねない処罰について、世論の影響は一つの判断基準としても、それとは別にちゃんと決まった判断基準に基づいて粛々と行われるようになってもらいたいものです。

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